シリーズ:雨漏りの原因を探る 雨漏り調査
2020/08/09
ビル、マンションの雨漏り。
必ずしも『原因特定』→『雨漏り補修』がお得ではない理由
ビルやマンションで水漏れは発生した場合、まずは雨とリンクするかで配管などからの漏水か雨漏りかを判断します。
雨のタイミングと一致していれば雨漏りです。
そのとき不用意に室内の雨漏り箇所を塞ぐのはあまり好ましくないと思います。→こちらの記事を参照ください。
さて、ホームページなどを検索すると雨漏りの調査会社が多くでてきます。様々な会社が様々な工法で雨漏りの原因を調査してくれます。
まずは原因を調査、特定して修理する。一見すごく当たり前のように思われます。戸建住宅など屋根や壁面積が小さい建物では特に当然のことだと思います。ただ、ビル、マンションの高層部になると少し話が変わってくる場合があると考えています。
弊社は無料診断をはじめ、まずは必ず現場調査をさせていただきます。
成功例をご紹介させてください。
実際の例ですが、一番極端な例であることは前置きしておきますし、雨漏り調査会社に原因を特定してもらうことを否定しているものでも無いことも前置きしておきます。また、実際の金額を入れずに割合で記載します。
ケース①RCタイル外壁のオフィスビル 11階建6階室内へ雨漏り
雨漏りの通報があり雨漏り調査会社へ見積を依頼。調査費用100といわれ保留(足場費用含む)穂高外装メンテナンスLLC.へ無料診断を依頼。診断後不確定要素は残るがシールの劣化が疑わしいので補修費用5で見積。雨漏りの瑕疵は免責いただき補修工事。その後雨漏りはなくなった。調査費用だけに対しても20分の1の費用で済んだ。
ケース②タイル外壁施設ビル 5階建3階室内へ雨漏り
雨漏りの通報後知り合いの工務店へ連絡。現場をみてもらうと誘発目地シーリングだろうとの見解。補修工事20で見積をもらう。ホームページで見つけた雨漏り調査会社へ見積依頼。ロープでの散水試験で60の見積。穂高外装メンテナンスLLC.へ無料診断依頼。シーリングの劣化は見られるものの、各部一様に劣化しており雨漏りの原因としては考え難くかった上、ALCタイル貼りということ他の事象もあり浸透性撥水材の部分塗布を20で見積。工務店見解も気になるとのオーナー様のご意向でシール工事を5で見積。ケース①同様雨漏りの瑕疵は免責いただきシール工事を施工する。やはり、、というか雨漏りは止まりませんでした。そこで今回の弊社提案である浸透性撥水材の部分塗布を施工。雨漏りはとまった。
結果論ですが
・工務店提案なら20で雨漏りはとまらなかった。(瑕疵の有無は未確認)
・調査会社へ依頼なら60で調査のみ。(発見できたかは当然わかりません)
・弊社工事は、結果的に無駄になったシーリング工事を含めて25。雨漏りは止まった。
穂高外装メンテナンスLLC.補修を施工する会社ですので、お客様がやってくれといわれれば、できる工事は請け負います。また、効果のなさそうな工事はできるだけ避けたいと考えています。ですが調査会社ではないので常に瑕疵を負うわけにはいかない場合もあります。しかし何故その工事を見積するのか、何故その工事が有効だと考えるのかを丁寧に説明し、ご納得の上で工事を施工します。今のところ瑕疵責任についてお客様と問題になったことはありません。穂高外装メンテナンスLLC.は相談無料です。ぜひ一度ご相談いただければと思っております。