穂高外装メンテナンスLLC.が考える無料診断の意味
2021/01/03
私たちの想いと反論
このページまで見ていただいている方は、ビル、マンションの雨漏りや外壁塗装、その他のトラブルで業者を探す、或いは大規模修繕をそろそろ考えようかな、というお客様で、あちこちのホームページを参照したり、書籍を読んだりされている方が多いのではないでしょうか。数ある会社のなかから業者を探すのは意外と難しく、戸建ての雨漏り調査会社だったり、大規模修繕の専門会社だったり。。意外とビルマンションの雨漏りした場合など、どういった流れが正解なのか。。意外と情報が豊富なようで実際にお困りのことを的確に答えているページや書籍がなかなか見つからないのではないでしょうか。
こうして書くと、私どものホームページがそれらの疑問を的確に答えているかと言えば、そこは私なりに工夫はすれど、果たして。。という思いは残ります。
それは建物の形、外壁材、躯体、立地条件、環境、周辺事情、など建物自体の条件だけでも様々ある上に、お客様のご予算、修繕(補修やメンテナンスなどを含め)計画、投資対象であるならば投資計画など、お客様の事情も違います。
そもそも私が無料診断を始めようと思ったのは、とりあえずはお客様の建物を上記の観点などから見せていただくのはもちろん、顔を合わせて話をして此方の考えや所感などをご説明し、ある程度なぜその工事で見積をするのかご納得の上でご検討いただきたいからです。もちろんご予算、修繕計画、などを加味して「したいこと」と「できること」を近づける提案をすること、が前提です。
他社さんのホームページや、著作物などを見ると、例えば
「雨漏りの原因のほとんどがシーリング(コーキング)の劣化。。。」
「チョーキングが起こればすぐに塗り替え」
といった、誤認識を生むものも多くあり、見積依頼の段階でお客様から
「窓枠周りのシーリングを無足場で交換してほしい」
との依頼で現場調査にいくとシーリングが原因の雨漏りではない場合なども、多くあります。業者によっては言われた見積をだして言われた工事だけする業者も多いのでシーリングを交換したが雨漏りは止まらない。。などのケースも多くあります。
もう一つこの記事を書くにあたってどうしても反論しておきたいことがあります。
とある著作物に「建物診断や雨漏り調査を無料でやる業者には要注意」というものがありました。某大手雨漏り調査会社の社長さんの著作物です。一様に注意を促すものではなく、章の題が「悪徳業者を見抜く方法」という章でのことです。しかも重要なのでくりかえします。。との念押し付きです。
曰く、調査を無料でやることでその後に続く修理の受注の確率を上げることが狙いで、その調査費用は工事代金に上乗せされている。。。とのことです。調査を無料にすることで、お客様が他へ頼みにくくなり競争原理が働かず、業者の言い値で発注することになる。。というものでした。
私は他社さんのやり方をとやかく言うのは嫌いなので、この社長さんの会社の方針をとやかく言うつもりはありません。ただ、悪徳業者呼ばわりはいただけません。
原因追求に重きを置いて有償で調査することも、有償で調査をしておいて、結局処置が全面塗装。。という提案でも、お客様がそれで納得ならお客様の決断ですからそのやりかたをとやかくはいいません。が、一様に注意を促すでなく、繰り返し悪徳業者と謗られるのは本当にいただけません。
まず、私たちが無料診断をするのは上記の通りの意味合いです。お客様に見積の工事の意味を理解し、納得の上でご発注いただきたいからです。私どもの提案をそのまま他社に相見積をかけていただいても一向にかまいません。本ページの「無料診断」のページでは無料診断での成功例もあげています。
私どもの無料診断は現場調査の一環です。せっかくすぐに患部を間近にみることができる技術をもち、せっかくそこに現場調査に行くのですから、ご納得いただける見積をだすための無料診断がなぜ悪徳なのでしょうか。人件費云々とも書いてありましたが、大手業者さんの広告費はどこからでているのでしょう。。。
間違いでないのは、受注率をあげたいがため、、という部分です。でも、そりゃそうでしょ?っていいたいですね。どんな企業だって、受注率は上げたいですし、それに向かって努力するものではないでしょうか。。ただ私はお客様の納得が受注率を上げると考えていますので、相見積を避けるためでも、言い値で受注するためでもありません。
ここまで反論してしまいましたが、無料診断は弊社にとって大切なお客様との繋がりの第一歩ですので、その思いが故に。。と、お見苦しくもお許しいただきたく思います。
最後になりましたが、、
お客様との対話は私たちにとって大きな財産になります。様々な状況を見させていただくこと、施行させていただくこと、こうして経験値を上げていくことの積み重ねが私たちにとって、無料診断をやらせていただく大きな意味になってより良い施工とより良い提案に繋がると信じて無料診断を続けてまいります。