セミさん、手伝ってくれるのかい?

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セミさん、手伝ってくれるのかい?

2020/08/03

一言コラムは「タイルに塗装ってあり?」

ロープにセミがとまりました。

ブンブンしてものきません。

「セミの手もかりたーい」とは言ってないのですが、セミが手伝いにきてくれました。全く役に立ってくれませんでしたが。。

大阪の靭公園横で施工していると、やはり木が多いですね。セミが飛んできてロープに止まります。今日だけで2回手伝おうとしてくれました。逆に邪魔だったので、ロープをブンブンしてものいてくれません。こまったやつやな。

一言コラム

タイル面、塗装したいんだけど。。。おすすめしません。

タイルを塗装して欲しいとのご依頼をうけることがあります。お勧めはしていません。

まず、性能的に意味がありません。防水にかんしてはそのままの状態で十分です。目地はモルタルなので塗膜を作ることは意味がないことはありませんが。

そう、タイル面はタイルとタイル目地で構成されます。タイルは磁器質、目地はモルタルと素材が違うものに、同一の塗料を使います。塗装が困難になります。そして、例え上手く塗れたとしても劣化の進行が素材が違うため違ってきます。さらに建物は動いています。塗膜の劣化の進行が違う上に動きが加わり、磁器質の塗装のためおそらく溶剤が使われるので、さらに剥がれやすく、経年とともに汚くなりやすいのが、タイルの塗装です。クリアの防水塗装もよほど塗料を厳選する必要があります。弊社では、機能的に必要な場合(雨漏りなど)は浸透性撥水材をお勧めしております。

タイルとタイル目地は磁器質とモルタルなので材質が異なり、塗装の劣化速度が違うため後々汚くなりやすい。

タイルの色にこだわるとのことで既成のタイルに色を塗りました。

色を塗ったタイルを貼り付けました。これだとタイルタイルと目地を一様に塗るより綺麗に長持ちします。ただし、手間はかなりかかります。

クリアの防水塗装などもあまりおすすめしません。とくに厚塗りしてしまうと、劣化するとボロボロで後の工事もままならなくなります。

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